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子連れ狼 (27) (道草文庫) 価格: 591円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 「守りて候」から「花咲かぬ草なればこそ」までの五作品収録。 柳生草にも草なりの「性(さが)」があり、生きる「道」があり、大五郎には大五郎の 「死守」せんという「思い」があり「精神」がある。頑是無き「士道」とでも言おうか。 また狼・拝一刀も武士(もののふ)ではありながらも、「愛」があり「情」がある。 「士道」の中にもまた「私道」あり。虎の柳生烈堂たりとて同じ事。「執念」の中にも、 万感にも似た「愁念」があるのではなかろうか。 時は過ぎ行き、その日は決する・・・。 |
子連れ狼 (25) (道草文庫) 価格: 612円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 「あるいは死参」から「その手に」までの六作品収録。 この巻は一刀・烈堂そして大五郎にとっても「堪忍・鍛練」の章と言えよう。ある者は 待ち、ある者は耐え、そしてまたある者は鍛え、その間に阿部怪異の奇天烈な奇行が交錯 する。 またこの主軸の伏線として描かれるのが「柳生草」の存在である。 天下六十余州に散った里入り忍「草」の動きを追った三篇は、柳生一族の並々ならぬ実態 を垣間見る凄まじき内容となっている。覚悟と涙なくては読了不可だ。 そんな中大五郎は健やかに、そしてしっかりと成長を遂げる。一つの作品内で人間の 成長を見、且つそれを微笑ましく思ってしまうのは |
子連れ狼 (26) (道草文庫) 価格: 612円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 「死草芽生」から「朱夏白秋」までの五作品収録。 前巻『流涕之章』でも描かれた「柳生草」感涙の一編から始まり、唇役・阿部怪異の 最期で終わるというシリーズ最後の一節である。 これ以上多くを語るべくもないが、 一刀は一刀でそして烈堂は烈堂で互いに事を運び遂行して行く様は、正に爽快感すら 感じるほどである。 一人の男の終焉、それを迎える二人の胸中や如何に。 老虎矍鑠たる烈堂と、真の武士(もののふ)として水の如し一刀の八町河岸の日は近い。 |
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