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遺伝子技術の進展と人間の未来―ドイツ生命環境倫理学に学ぶ 価格: 2,940円 レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 喫緊の主題を扱う書名からして魅力的である。副題「ドイツ生命環境倫理学に学ぶ」も興味をそそる。我が国では生命倫理学でも偏向性が見られるからである。著者は、「自己決定権を重視するアメリカ流のバイオエシックス」追随ではなく、「それとは一味違う特徴を描いてみたい」(まえがき)と言う。 本書は第1章と第6章で、ドイツにおける国家レベルの二つの生命倫理委員会(「連邦議会審議会」と「国家倫理評議会」)をめぐる相克を描き、我が国における政策提言に結びつくような、恒常的で政治的圧力から自由な研究機関の設置を説いている。 「人間の尊厳」が空疎な観念でないことを著者は丁寧に解説する。インフレ的濫用に |
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Koiしくて 価格: 1,020円 レビュー評価: レビュー数: |
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